--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2013.03.03

世界一下らない童話3:操り人形ピノの冒険

※未完成

「さーてお立ち会い、最後にして最大の出し物をお送りするのは、このタワシ…じゃねえや私…ストロベリー!世界にまたとないこの偉大なショウマンが今宵お目にかけるのは、摩訶不思議、生きてる人形!ではご紹介、たった一本の糸も使わず歌や踊りを軽くこなしちゃう激烈可愛いマリオネット・ガール、世界に、ただ一人の、ピーノー嬢ー!!!」

自称『偉大なるショウマン』、芝居小屋の親方、ストロベリーがいささかふくよか過ぎる腹を胡麻豆腐のようにぷるんぷるんさせながら声を張り上げます。緞帳が左右にさっと開いて、舞台の上、スポットライトに照らされて、赤と黒のレースがヒラヒラしたドレスを纏ったピノが、若桐のような右脚をさらけ出してポーズを取っていました。
「…ピノ『と』芝居を見たかったんじゃないのかあの二人」
カマドウマが怪訝そうにひとりごちました。

そんなカマドウマにも頓着せず、ピノは自らを見上げる観客たちに向かって朗々と歌いはじめました。

自由ってやつは楽しいもんだぜ僕も昔は縛られてた、だけど今では幸せいっぱい、薔薇色の夢輝いている、なんて素敵な世の中だろう
(あれ、コレJASRACとか著作権とか大丈夫?これで利益を得る下心は毛頭ありませんが、もし問題でしたら替えます)

観客たちは確かに自分の両足のみで立ち、まるっきり人間のように自在に動く口から声を出す『生ける人形』を目の当たりにし、口々に叫びました。

「すごい!」
「生きてるみたい!」
スポンサーサイト
Posted at 01:45 | マダム沌夕 | COM(0) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。